ワークショップ
ワークショップ一覧(拡大ワークショップ・小児AMR対策セミナーワークショップ含む)
日時:9月9日(土)9:10-11:40
日時:9月9日(土)14:30~17:00
日時:9月10日(日)8:50~11:20
日時:9月9日(土)9:10-11:40
A-W-01
診療や健診で役立つ「子どもの「あし」と「くつ」の基本知識と活用法」
▷時間:9月9日(土)9:10〜11:40
▷会場:G312+G313
リーダー:吉村 眞由美((公財)日本学校体育研究連合会)
サブリーダー:太田 文夫(おおた小児科)
サブリーダー:谷村 聡(たにむら小児科)
サブリーダー:吉村 詩緒莉(東京医科大学)
本ワークショップでは、乳幼児の靴の基本的な知識の学習ならびに実技を通した経験を提供し、診療の中で親子への適切な助言指導ができる力をつけて頂くことを目的としている。内容は・誤解がいっぱい「靴選びの知識と日本人の履き物文化と背景を知る」・あなたは大丈夫?「足計測実技体験と3種の靴幅から選べる最新型上履きでピッタリ靴体験」・ぴったり靴の快適感が身につく「靴の種類別 正しい履き方手順・脱ぎ方手順と合理的なしまい方」・子ども靴はちょっと大きめ?「靴のサイズ管理法と手入れ・お下がりの活用」・保幼こ小と連携「上履きは教材に」・明日からすぐできる「靴指導のノウハウ」を予定している。
WSのタイプ | 問題解決型と研修型の混合型 |
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定員 | 40名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 不可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
A-W-02
親と子への服薬支援 その7 慢性便秘治療薬マクロゴール配合製剤の服薬支援を考える
▷時間:9月9日(土)9:10〜11:40
▷会場:G412+G413
リーダー:上荷 裕広(すずらん調剤薬局)
サブリーダー:仙敷 義和(信栄調剤薬局)
サブリーダー:三浦 哲也(三浦薬局)
サブリーダー:齋藤 栄二(あおば薬局)
小児科外来において服薬を拒む患児への対応は、私たちにとって不変の課題である。過去のWSでは、服薬を拒む事例のアセスメントやカウンセリング、服薬の動機づけなど、指導や支援の手法を学び、昨年は原点に回帰して飲ませ方の基本を検討した。
今回はマクロゴール配合製剤(モビコール®)について検討したい。当製剤は欧米においては以前から用いられているが、本邦では2018年に保険適応となり、有用性が高い薬剤であると考えられるが、独特の味や特有の飲ませ方から、服薬を拒む患児がいるため指導に苦労されている方も多いと考える。また自己判断による中断から症状の悪化をきたす事例もあることから、今回のWSでは飲ませ方のテクニック的なアプローチと、親と子のアドヒアランスを維持するための指導や支援について検討したい。
今回はマクロゴール配合製剤(モビコール®)について検討したい。当製剤は欧米においては以前から用いられているが、本邦では2018年に保険適応となり、有用性が高い薬剤であると考えられるが、独特の味や特有の飲ませ方から、服薬を拒む患児がいるため指導に苦労されている方も多いと考える。また自己判断による中断から症状の悪化をきたす事例もあることから、今回のWSでは飲ませ方のテクニック的なアプローチと、親と子のアドヒアランスを維持するための指導や支援について検討したい。
WSのタイプ | 問題解決型と研修型の混合型 |
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定員 | 40名 |
一施設からの参加人数制限 | 1名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
A-W-03
子どもたちをタバコの害から守るために
▷時間:9月9日(土)9:10〜11:40
▷会場:G414+G415
リーダー:牟田 広実(いいづかこども診療所)
サブリーダー:野田 隆(のだ小児科医院)
サブリーダー:伊藤 裕子(伊藤内科医院)
タバコ問題検討会では、子どもたちを喫煙の害から守る活動を広げていくことを目的に、2004年の第14回年次集会から継続的にWSを開催してきました。それから約20年たち、タバコを取り巻く環境は変わってきました。2020年に施行された改正健康増進法により、飲食店などの屋内が原則禁煙となりました。一方、2013年より発売されている加熱式タバコは、近年急速にそのシェアを伸ばしており、現在販売数量ベースで約1/3を占めているといわれています。
今回、加熱式を含むタバコとその有害性についての基礎知識のレクチャーおよび小児科外来で効果的な禁煙支援の声掛けをしていくかを実践するワークの2部構成で開催します。
禁煙支援は初めてという方から、もっとブラッシュアップしたいという方まで、幅広い参加をお待ちしております。
今回、加熱式を含むタバコとその有害性についての基礎知識のレクチャーおよび小児科外来で効果的な禁煙支援の声掛けをしていくかを実践するワークの2部構成で開催します。
禁煙支援は初めてという方から、もっとブラッシュアップしたいという方まで、幅広い参加をお待ちしております。
WSのタイプ | 研修型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
A-W-04
小児科外来でのきょうだい関係における諸問題への対応
▷時間:9月9日(土)9:10〜11:40
▷会場:G311
リーダー:荒川 明里((一社)日本きょうだい福祉協会、中川の郷療育センター)
サブリーダー:三平 元((一社)日本きょうだい福祉協会、ひがしまつど小児科)
サブリーダー:涌水 理恵((一社)日本きょうだい福祉協会、筑波大学医学医療系発達支援看護学)
きょうだい関係は幼少期以降長く続き、直接的および間接的に影響を与え合う。 支え合う一方で、親の関心を得るための競争や嫉妬など、相反する感情を経験することもある。 年齢差、性別、家族構成、疾病や障害の有無など、きょうだいの関係性に影響を与える事情は多様である。小児科外来では、病児のきょうだい児も含め、様々なきょうだいの関係を目の当たりにする機会がしばしばあり、きょうだい育児そのものに不安や悩みを抱える保護者も多い。きょうだいである本人が子どもである場合、きょうだい自身は声を上げにくいという課題もある。本ワークショップでは事例を交えながらきょうだい支援の取り組みについて学び、小児科外来で我々ができるきょうだい支援について参加者と共に考えたいと思う。
WSのタイプ | 問題解決型と研修型の混合型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
A-W-05
保護者支援のための電話相談を考える
▷時間:9月9日(土)9:10〜11:40
▷会場:G411
リーダー:福井 聖子(NPO法人小児救急医療サポートネットワーク)
サブリーダー:阿部 榮子(NPO法人小児救急医療サポートネットワーク)
サブリーダー:廣岡 由紀子(大阪府看護協会)
電話の自動応答やWEB問診システム導入が進み、電話は会話での相談希望が多いと推測されます。電話は診療の手段としては限界が多いのですが、保護者を主体とした相談には有用です。
WSでは、電話の会話の注意点を学び、保護者の立場に立って話をよく聴くことの大事さとスキルを考えます。グループワークでは、他施設の参加者と楽しく意見交換して視野を広げ、自ら語ることで学びにつなげます。参加費は電話相談テキスト代で、職種により重要な部分が異なることを説明し、役割分担に考えを深める機会としています。過去の参加者からは「保護者の立場で考えることの重要性に気づいた」等好評です。体験型学習の貴重な機会としてご参加ください。
WSでは、電話の会話の注意点を学び、保護者の立場に立って話をよく聴くことの大事さとスキルを考えます。グループワークでは、他施設の参加者と楽しく意見交換して視野を広げ、自ら語ることで学びにつなげます。参加費は電話相談テキスト代で、職種により重要な部分が異なることを説明し、役割分担に考えを深める機会としています。過去の参加者からは「保護者の立場で考えることの重要性に気づいた」等好評です。体験型学習の貴重な機会としてご参加ください。
WSのタイプ | 研修型 |
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定員 | 20名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | 1500円 |
対象 | 制限なし |
A-W-06
タイムカードから勤怠管理ソフトへ
▷時間:9月9日(土)9:10〜11:40
▷会場:G320
リーダー:矢嶋 茂裕(矢嶋小児科小児循環器クリニック)
サブリーダー:和田 映子(和田クリニック)
勤怠管理ソフトを入れてみたい、給与計算を自動化できないか、と悩んでいる方は少なくないと思います。費用を心配される方もいますが、従業員10名~30名までならかなりの機能が無料で使えるソフトもたくさんあります。
本WSではそうした医院の雇用管理者を対象に代表的な勤怠管理ソフトをいくつか試験導入して医院での有用性を比較検討してみたいと思います。すでに給与計算ソフトを導入されていてもかまいませんが、勤怠管理ソフトは未導入か変更を検討されている方を対象と考えています。
勤怠管理ソフトとして3種類程度の中から医院の規模、導入済みの給与計算ソフトなどにマッチするソフトを選んでいただき、事前に試用していただきます。WS当日はその試用感を紹介していただく予定です。
本WSではそうした医院の雇用管理者を対象に代表的な勤怠管理ソフトをいくつか試験導入して医院での有用性を比較検討してみたいと思います。すでに給与計算ソフトを導入されていてもかまいませんが、勤怠管理ソフトは未導入か変更を検討されている方を対象と考えています。
勤怠管理ソフトとして3種類程度の中から医院の規模、導入済みの給与計算ソフトなどにマッチするソフトを選んでいただき、事前に試用していただきます。WS当日はその試用感を紹介していただく予定です。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 20名 |
一施設からの参加人数制限 | 1名 |
当日参加 | 不可 |
参加費 | 1000円 |
対象 | 院長・事務長・勤務管理担当者 |
A-W-07
笑顔の一日に!朝礼終礼から学ぶ明るくポジティブな職場、チームづくり
▷時間:9月9日(土)9:10〜11:40
▷会場:G420
リーダー:矢野 耕治(いけざわこどもクリニック)
サブリーダー:二木 良夫(ありがとう子供クリニック)
サブリーダー:竹岡 奈奈(いけざわこどもクリニック)
サブリーダー:森川 智恵子(いけざわこどもクリニック)
皆さんの職場では朝礼終礼を行なっていますか?朝礼終礼の意義を共感し合い、日々の業務を充実した一日にしていきませんか。[朝礼終礼を行なっている施設] [今から取り組みたいと考えている施設] 双方から意見交換を行います。各施設どのように朝礼終礼を工夫されているのか、情報伝達やコミュニケーション向上のノウハウ、仕事の事前準備、気持ちの切り替えなど特徴ある取り組みの発表を行います。発表を通して気付きや良いところのエッセンスを皆さんでシェアし、発展させ、笑顔で明るい職場・チーム作りに活かしていきましょう
WSのタイプ | 研修型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 1名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
A-W-51
Baby-Led Weaning(赤ちゃん主導の離乳)を学ぶ
▷時間:9月9日(土)9:10〜11:40
▷会場:G314+G315
リーダー:尾形 夏実(一般社団法人 日本BLW協会代表理事)
サブリーダー:山田 翔(たけのやま歯科)
Baby-Led Weaning(以下BLW))は、赤ちゃんが主導する離乳法として国内でも受け入れられ、現在までたくさんの方によって実践されています。BLWは、単に開始初期から「固形食」を「手づかみ」で食べる離乳方法なのではなく、その名の通り、「赤ちゃんが主導する」ことに本質があります。このワークショップでは、いくつかのアクティビティをを通してBLWの根幹となる考え方を体感していただきます。みなさんの周りにいるBLW実践者への支援に、お役立ていただければ幸いです。
なお、Baby-Led Weaningの著者であるGill RapleyとTracey Murkett両氏が来日し、ワークショップで講師をしていただくことになりました。同時通訳を準備しますので安心してご参加ください。
WSのタイプ | 問題解決型と研修型の混合型 |
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定員 | 50名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
日時:9月9日(土)14:30~17:00
B-W-01
第6回小児AMR対策セミナー
▷時間:9月9日(土)9:10〜16:00(14:30~16:00 ワークショップ部分)
▷会場:G318+G319
リーダー:明神 翔太(国立成育医療研究センター)
サブリーダー:大竹 正悟(国立感染症研究所)
サブリーダー:磯部 裕介(東京都立小児総合医療センター)
薬剤耐性 (AMR) 菌の拡大は世界的な問題である。これまでの開催で小児領域におけるAMR対策を推進していくためには、小児診療に関わる全ての診療科、看護師、薬剤師、市民、行政を巻き込んだ、地域一丸となった取り組みが重要であるという結論に至った。第5回は現地会場とWeb配信のハイブリッド開催により、AMR対策に係る様々なテーマに関して活発なディスカッションを行うことができた。第6回も引き続き外来小児科学会における現地開催を目指しており、小児診療に関わる全ての職種に加え、次世代の小児医療を担う医療系学生も対象とした講義・事例紹介と少人数でのグループワークを計画している。特に今回は小児診療に携わる小児科以外の診療科の考えを知り、AMR対策のためにいかに連携していくかを焦点としたテーマを扱う。
WSのタイプ | 問題解決型と研修型の混合型 |
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定員 | 40名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
B-W-02
コロナパンデミックを契機とした一般外来における感染症対策を考える
▷時間:9月9日(土)14:30~17:00
▷会場:G312+G313
リーダー:松浦 伸郎(松浦医院)
サブリーダー:川島 崇(川島内科クリニック)
サブリーダー:熊谷 直樹(くまがいこどもクリニック)
このWSでは感染症法の改正で5類相当になる前提のもとで、対策を考えてみたい。予防接種や健康診断、乳幼児と大人が一緒になるとき、急患、濃厚接触者対策、どの順で患者さんを見ていくかなど戸惑う場合も多い。集団接種や学校など集団健診で多くの人が集まるところでのやり方なども考えてみたい。今回一般外来での保険証の確認、検査の説明、検体採取、投薬、会計などに加え待合室の在り方、診察室、処置室、隔離室などの動線をどうすればよいか、そして発熱者の待合室や外での隔離方法、多数の発熱者の隔離方法など状況によって多くの問題が発生する。診察の優先順位、また狭い場所の使い分けなど自分たちのこれまでの経験を出し合い、今後のパンデミックに役に立つ感染対策の方法を考えてみたい。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 医師10名 / 事務職10名 / 看護師10名と分けています |
B-W-03
業務の棚卸しを一緒にしてみませんか
▷時間:9月9日(土)14:30~17:00
▷会場:G412+G413
リーダー:田中 寿美子(さいわいこどもクリニック)
サブリーダー:飛彈 喜子(かえでこどもクリニック)
サブリーダー:野田 誠二(さいわいこどもクリニック)
スタッフの皆さんは、普段行っている業務の本来の意味や必要性を客観的に評価したり見直したりする時間はなかなかないと思います。このWSでは事務スタッフを対象に、受付予約関連・会計請求関連・その他部門に分け、実際に行っている業務をリストアップし整理します。実際に行っている時には、必要ないと思っていたことが実はとても大切だったり、昔からの流れでずっと続けてきたことが、もういらない仕事になっていたりいろんな発見ができそうです。話し合った経験と内容をクリニックに持ち帰り、未来に向けて業務改善や業務効率化を目指していけたらと思います。参加者の方には、事前にアンケートなどを行ない、それをもとに当日話し合う予定です。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 不可 |
参加費 | 500円 |
対象 | 事務 |
B-W-04
乳幼児の姿勢運動発達の重要性を学ぶ
▷時間:9月9日(土)14:30~17:00
▷会場:G414+G415
リーダー:山田 紳一智(山田こどもクリニック)
サブリーダー:有瀧 愉子(ありたき小児科)
最近、向きグセ、反りグセ、頭部の変形、這い這いがおかしいこどもが多くなったと感じていませんでしょうか。そのような赤ちゃんに対して、様子を見る以外にどのような指導をしていますか?マイルストーンで評価するだけでは、赤ちゃんとお母さんの困りごとに応じきれないと感じませんか?
また、向きグセ反りグセが、DCD(発達性協調運動障害)の始まりであることが指摘されています。
このWSでは、乳児の発達をマイルストーンではなく、姿勢や運動を質的に評価することで、今困っている赤ちゃんに的確なアドバイスができることを目指します。乳児健診が今より楽しくなります。
また、向きグセ反りグセが、DCD(発達性協調運動障害)の始まりであることが指摘されています。
このWSでは、乳児の発達をマイルストーンではなく、姿勢や運動を質的に評価することで、今困っている赤ちゃんに的確なアドバイスができることを目指します。乳児健診が今より楽しくなります。
WSのタイプ | 研修型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 医師 |
B-W-05
保育士さんあつまれ! ~外来にとどまらずもっと地域とつながろう~
▷時間:9月9日(土)14:30~17:00
▷会場:G311
リーダー:上田 達哉(うえだこどもクリニック)
サブリーダー:池澤 滋(いけざわこどもクリニック)
サブリーダー:森川 智恵子(いけざわこどもクリニック)
サブリーダー:山本 育未(うえだこどもクリニック)
小児科外来での保育士の役割とは何でしょう。医療的な知識の乏しさから医療現場での立ち位置に不安を感じておられないでしょうか?医師や看護師とは異なった保育士さんの専門性が加わることでクリニック内に予想もしなかった多職種連携の化学反応が起こります。全国で外来の枠にとらわれず面白い取り組みをされている保育士さんの活動を紹介しつつ一緒に保育士だからこそできる小児科外来でのお仕事について語りあいませんか。そして医療保育に対するやり甲斐と地域医療の一翼を担っている自覚を高めようではありませんか。保育士さんだけでなく保育士の採用を検討されているドクターの参加も歓迎致します。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 不可 |
参加費 | 500円 |
対象 | 保育士・医師 |
B-W-06
日本にも社会小児科学を根付かせよう
▷時間:9月9日(土)14:30~17:00
▷会場:G411
リーダー:武内 一(佛教大学社会福祉学部)
サブリーダー:佐藤 洋一(和歌山生協病院小児科)
社会小児科学は「社会、環境、教育、家族の側面から、子どもの保健・医療に焦点をあてた子どもの健康へのアプローチ」と定義されます。小児科診療に関わる皆さんは、「社会の中で子どもたちを診る」視点をすでにおもちだと思います。その思いを小児科学の中に位置づけ、子どもの権利擁護への理解を広めたいというのが、このワークショップの目標です。イギリス王立小児科小児保健学会、アメリカ小児科学会などは、健康問題解決のための子どもの権利に基づいた政策提言を発信しています。一方で、日本の小児科関連学界の活動は十分ではないように感じます。ぜひ、WS参加の皆さんと一緒に、社会小児科学を前に進める一歩を踏み出したいと思います。
WSのタイプ | 問題解決型と研修型の混合型 |
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定員 | 20名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 特に医師に限定しません。この問題に興味をおもちいただける多職種の皆さんからの参加を、心からお待ちしています。 |
B-W-07
小児科外来における心理職の活用と発展
▷時間:9月9日(土)14:30~17:00
▷会場:G320
リーダー:芦谷 将徳(福岡大学・おおやこどもクリニック)
サブリーダー:大谷 多加志(京都光華女子大学・くぼたこどもクリニック)
昨年度、「外来小児科における心理職の活用」というワークショップを行った。総合病院と診療所の小児科で働く心理職に焦点を当て、そのイメージや活動の整理、架空事例を通して心理職とメディカルスタッフの視点の異同について検討した。結果として、心理職のイメージに「心理検査や心理療法の実施」、「痛くない検査をする人」等が挙がると共に、「何をしているか分かりにくい」、「依頼可能な業務が分かりづらい」等の課題が明らかとなった。そこで、今回は特に診療所における心理職の活動の具体的な内容および役割について整理する。加えて、架空の事例検討を通し、メディカルスタッフ間での心理職の活用の相互理解を到達目標とする。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
B-W-08
「他所はどうしてる?」うちではこのように予防接種をしています。
▷時間:9月9日(土)14:30~17:00
▷会場:G420
リーダー:中村 豊(ゆたかこどもクリニック)
サブリーダー:崎山 弘(崎山小児科)
日頃の診療のなかで、「他施設ではどうしているのだろうか?」と思ったことはありませんか? 予防接種は開業小児科医の大事な仕事ですが、接種の手順・方法は各施設で考えられ、工夫されてきました。予防接種の種類も増え、同時接種も行われるようになって、医療安全の観点からも自施設のやり方がベストなのか常に考える必要があります。今回のワークショップでは、参加施設の接種風景を動画で撮っていただき、参加者内でお互いに供覧しあって、他施設の良いところを指摘しあうとともに、自施設の問題点を認識しようという試みです。「人のふりみてわがふり直せ」明日からの診療に役立つワークショップにしましょう。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 10名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 不可 |
参加費 | なし |
対象 | 1施設から複数人の参加の場合必ず1名は医師であること。 |
日時:9月10日(日)8:50~11:20
C-W-01
新しい開業小児科診療のイメージを語ろう:コロナ禍の先にある地域小児科学・外来小児科学の実践を目指して
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G318+G319
リーダー:井上 登生(医療法人井上小児科医院)
サブリーダー:是松 聖悟(埼玉医科大学総合医療センター小児科教授)
コロナ禍の小児科診療を経験した今、従来の診療に加え、地域でwell-baby-clinicやwell-child-clinic等を行う時、令和4年6月に可決された改正児童福祉法や令和5年4月から始動するこども家庭庁が目指す子育て支援事業に、開業小児科医がどのような形で参画するのか、そのためにはどのような知識やスキルが必要なのか等につき、既に様々な形で活動を始めている小児科開業医仲間と意見を交換し、業務体系作りの指針作成を目的とします。従来の感染症患児への対応も、コロナ禍の発熱外来での対応、マスクや防護服、換気や手洗いの徹底等で、すべての感染症の早期終息を経験しました。今後の小児科診療所のあり方を模索したいと思います。
WSのタイプ | 問題解決型と研修型の混合型 |
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定員 | 50名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | 500円 |
対象 | 医師・看護師を主としますが、WSの趣旨・目的に関し興味や意見がある方は、職種は問いません。是非、参加してください。 |
C-W-02
盛り上げよう!かかりつけ医による「子ども・子育て支援」
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G312+G313
リーダー:三平 元(ひがしまつど小児科)
サブリーダー:秋山 千枝子(あきやま子どもクリニック)
昨年度年次集会WS「小児科医が行う切れ目のない子育て支援」に引き続き、地域の子育て環境の向上にむけて、かかりつけ医による「子ども・子育て支援(以下「支援」という。)」を一層盛り上げるべく、支援の実践者、これから支援を実践したい者同士の交流をはかりたいと思います。(1)子育て親子の交流の場の提供と交流の促進(高田慶応)、(2)病児保育事業(平野静香)、(3)産後ケア事業(佐山圭子)、(4)児童発達支援(松本歩美)、(5)乳幼児健診・予防接種・診療の場面における子育て支援(三平元)の実践についての講演後、(1)~(5)の内容ごとのグループに分かれていただき、創意工夫や事業開始のコツ等のディスカッションをしましょう。皆様のご参加をお待ちしています。
WSのタイプ | 問題解決型と研修型の混合型 |
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定員 | 50名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
C-W-03
その日本語わかりません?! ~なかなか手強いぞ 医療×「やさしい日本語」~
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G412+G413
リーダー:斧田 順子(福田診療所)
サブリーダー:新山 剛平(プラス薬局)
サブリーダー:吉田 知恵子(福田診療所)
サブリーダー:福田 克弥(福田診療所)
「やさしい日本語」ってご存知ですか?
「やさしい日本語」とは、日本語を母語としない方などに用いられる相手に配慮した言葉の使い方です。日本語を母語としない方は年々増えおり、今後も増加すると言われています。
昨年の本学会の年次集会で初めて知り勉強を始めたばかりですが、「知って欲しい、そして皆で一緒に考えたい」という思いからこのWSを立ち上げました。
「やさしい日本語」の答えは一つではありません。
このWSではグループに分かれて、日々の診療場面でありがちなシーンを用いてディスカッションを行います。当日は外国人留学生2名を模擬患者としてお招きしています。より伝わりやすい言い方を皆で一緒に考えましょう。
「やさしい日本語」とは、日本語を母語としない方などに用いられる相手に配慮した言葉の使い方です。日本語を母語としない方は年々増えおり、今後も増加すると言われています。
昨年の本学会の年次集会で初めて知り勉強を始めたばかりですが、「知って欲しい、そして皆で一緒に考えたい」という思いからこのWSを立ち上げました。
「やさしい日本語」の答えは一つではありません。
このWSではグループに分かれて、日々の診療場面でありがちなシーンを用いてディスカッションを行います。当日は外国人留学生2名を模擬患者としてお招きしています。より伝わりやすい言い方を皆で一緒に考えましょう。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | 500円 |
対象 | 看護師・薬剤師・事務 |
C-W-04
子どもの風邪診療について話し合おう
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G414+G415
リーダー:井上 徳浩(大阪南医療センター)
サブリーダー:橋本 裕美(はしもと小児科)
サブリーダー:八木 和郎(小児科八木医院)
サブリーダー:大久保 祐輔(国立成育医療研究センター)
このワークショップでは、コロナという転換期を迎えて変わりつつある小児の診療に、その主な柱である「風邪」の診療について話し合おうと思います。ここ最近は小児の風邪薬にもエビデンスによる検証も出てきました。抗生剤のように、今後風邪薬についても私たちは変わっていくのかもしれません。今回は今ある現状を交換し合い、そこに戸惑い、不安、そういったものを抱えながら診療を続ける先生方が居られるならば、その不安の共有とこれからの診療につながる何かを一緒に考えることを目的とします。これからの外来診療の在り方とその参考になることを一緒に話し合うワークショップにしたいと考えています。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 24名 |
一施設からの参加人数制限 | 1名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 医師 |
C-W-05
小児診療初期対応(JPLS)コースを学んで活用して日々の診療をパワーアップ!
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G311
リーダー:鈴木 研史(竜美ヶ丘小児科)
サブリーダー:種市 尋宙(富山大学小児科)
サブリーダー:加久 翔太朗(聖マリアンナ医科大学小児科)
小児科診療所や一般外来の診療では、多くの軽症の小児をみながら、重症度や緊急性の高い小児を見逃さず&少しでも早くたどり着く必要があります。ただ、受診する段階では特徴的な症状がみられないことが多く、小児が出すサインを見逃さず認識し判断・対応する必要があります。また、稀なアナフィラキシーショックや呼吸不全、心筋症や心肺蘇生にも対応する必要があります。このような日常と非日常の両方を学べる日本小児科学会のJPLSコースは、私たちにとってうってつけのコースで、開始前は心配されていた先生も、終了後は「参加して良かったと!」「意外に楽しかった!」と感想を頂いています。私もその1人。このWSで「どんなコース?」「怖くない?」「試験をされるの?」こんな心配を吹っ飛ばして、次は、JPLSで一緒に勉強しましょう!
WSのタイプ | 研修型 |
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定員 | 20名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 医師 |
C-W-06
外来看護のなかの「気になる場面」や「もやもやしていること」をみんなで話してみませんか?
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G411
リーダー:古屋 千晶(武蔵野大学看護学部)
サブリーダー:佐々木 祥子(公益社団法人東京都看護協会)
外来看護師を対象に倫理的配慮について調査した結果、看護師は様々な状況で子どもに寄り添った看護実践をしていました。しかし、基礎教育以降、倫理教育の受講機会や倫理を考えたり話し合ったりする機会は少ない現状でした。また、教育や倫理的思考や話す機会は、日常看護での倫理実践や倫理的感受性に影響していることが分かりました。
昨年度のワークショップでは、参加者が日常看護の中で感じている気になることや、もやもやしている場面について考えそのもやもやの解決の方向性を導く方法を話し合いました。多くの参加者は、倫理的視点で話をすることで子どもに寄り添った看護の大切さを認識することができました。
今回のワークショップの到達目標は、看護倫理に関する知識を再確認でき、子どもに寄り添った看護実践について考えることです。
昨年度のワークショップでは、参加者が日常看護の中で感じている気になることや、もやもやしている場面について考えそのもやもやの解決の方向性を導く方法を話し合いました。多くの参加者は、倫理的視点で話をすることで子どもに寄り添った看護の大切さを認識することができました。
今回のワークショップの到達目標は、看護倫理に関する知識を再確認でき、子どもに寄り添った看護実践について考えることです。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 20名 |
一施設からの参加人数制限 | 1名 |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 看護師 |
C-W-07
感染症の迅速検査について考える
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G320
リーダー:牟田 広実(いいづかこども診療所)
サブリーダー:長田 伸夫(ひらおか公園小児科)
COVID-19の流行開始後、一時は様々な感染症の流行が激減しましたが、厳格な感染対策によると思われる感受性者の増加の影響か、最近は様々な病原体の流行がこれまでと異なる季節でみられています。臨床像からどの病原体であるかをある程度は推測できると言うものの、確定診断や流行状況の把握に病原体の迅速検査検査は有用です。
最近は、抗原定性検査にも様々な病原体の組合せがあり、また多数の病原体を一度に調べることができるPCR検査なども保険適応になっていますが、多種多様なこれらをうまく活用していくことが求められています。
本WSでは参加者に対して事前アンケートを行い、各自が利用している感染症の迅速検査について、それぞれの工夫や注意していることを発表していただき、今後の診療に役立てていただくことを目的とします。
最近は、抗原定性検査にも様々な病原体の組合せがあり、また多数の病原体を一度に調べることができるPCR検査なども保険適応になっていますが、多種多様なこれらをうまく活用していくことが求められています。
本WSでは参加者に対して事前アンケートを行い、各自が利用している感染症の迅速検査について、それぞれの工夫や注意していることを発表していただき、今後の診療に役立てていただくことを目的とします。
WSのタイプ | 問題解決型 |
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定員 | 20名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 空きあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
C-W-08
子どもの貧困に気づき支援するためにpart7
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G420
リーダー:和田 浩(健和会病院小児科)
サブリーダー:佐藤 洋一(和歌山生協病院)
サブリーダー:武内 一(佛教大学)
貧困は子どもの心身の健康に悪影響を及ぼしますが、「医療現場で貧困は見えにくい」「気づいてもどうしたらいいかわからない」という声も多くあります。このワークショップは、そうした「貧困問題初心者」の方を主な対象に、「貧困を抱えた親子に気づけるようになる」「気づいた時にどうしたらいいかのヒントがつかめる」ことを目標とします。医療現場では様々な取り組みが行われており、私たちにできることはたくさんあります。このWSに参加することで、あなたもきっと次の一歩が踏み出せると思います。(このWSは2010年問題解決型WS「子どもの貧困を考える」として始まり、様々な経験が蓄積される中で、2016年から主に「初心者」を対象にした研修型WSとして開催しています。もちろん「初心者」以外も大歓迎です。)
WSのタイプ | 研修型 |
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定員 | 30名 |
一施設からの参加人数制限 | 制限なし |
当日参加 | 空きがあれば可 |
参加費 | なし |
対象 | 制限なし |
C-W-51
発達応援実践企画「笑顔引き出す診察室へようこそ!」~コツを使ってほめ上手になろう~
▷時間:9月10日(日)8:50~11:20
▷会場:G304
リーダー:赤平 幸子(城東こどもクリニック)
サブリーダー:天満 麻美 (かるがも藤沢クリニック)
サブリーダー:中島 章子(ゆいこどもクリニック)
サブリーダー:湧水 理恵(筑波大学 医学医療系)
このWSでは、まめの木式「ペアレント・トレーニング」と前向き子育てプログラム「トリプルP」から行動療法としてのほめ方のコツを学び、グループに分かれて「診察室で子どもをほめる」練習とほめられる体験をしていただきます。子どもにとって「ほめられる=自分が認められている」という体験の積み重ねは、発達障がいや特性の有無を問わずできる行動を増やし発達を促します。数多くの親子と関わる診察室で効果的にほめる機会を見つけ、子どもたちに「できる!」のきっかけを作り、いいね!をたくさん伝えましょう。笑顔を引き出す診察室にようこそ!「ほめる」ことでこどもの発達と親子を応援しませんか。
WSのタイプ | 研修型 |
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定員 | 60名 |
一施設からの参加人数制限 | 2名 |
当日参加 | 不可 |
参加費 | なし |
対象 | 診察に関わる医師・看護師・保育士 |